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  私が今回の課題を受けて模倣するモデルとするのは UBI ソフトが開発・販売元となっているゲームシリーズ、 Watch Dogs シリーズに登場する「デッドセック( DedSec )」という組織です。このモデルをもとに私はエンジニアリング、プログラミング、システム開発などの「 IT 分野での技能向上を志す者たちの学習コミュニティ」を設立したいと考えました。本課題では以下このコミュニティを「コミュニティ」と称します。   Watch Dogs は凄腕のハッカーを主人公にしたゲームであり、デッドセックは現実世界でいうラルズセック、リザードスクワッドのようなクラッカー集団として描かれていますが、私が設立したい学習コミュニティは知識や技術が優れた人が集まり、各々が自身の仕事、活動にコミュニティで獲得した知識技術を活かす事が出来るという相乗効果の発揮を目的にしています。私がこのデッドセックを画期的に思った点は2点あります。 1 つ目はデッドセックは一つのジャンルの専門家のみではなく様々なジャンルの専門家たちが集まっているという点です。上にはハッカー、クラッカー集団だと記しましたがデッドセックにはプログラマーからロボット工学、 UI 、デザインやデータ解析など IT という大まかな分野は同じであれそれぞれが違うジャンルの専門家が属しています。これにより主人公はゲーム内でロボット工学の見地から生みだされたドローンなど新たな武器を駆使したり、データ解析などで戦闘を有利に進めるなどのメリットを得る事が出来ました。これを現実世界に置き換え、学問と学問を足すのではなく累乗させることでコミュニティに属してない者たちとは一線を画す斬新で新しいアイディア、創造性が生まれると私は考えており可能性を感じています。 2 点目として、デッドセックでは様々な人種が属しており、思想、主義、観点の違いはもちろんパーソナリティや障がいに対しても多様性重んじており、キャラクターは自らを主張し議論する事は多々ありますが決して他人を否定したり受け入れないという事はありません。わたしはこの点が美しいと考えています。現実世界の現代ではテクノロジー企業従業員の多くが同じ大学の出身者であることから思想や主義が一偏している事が問題視されており、 2016 年には Facebook 社の社員が選挙中に意図的にプラットフォ

『「自分の名前」で勝負する方法を教えよう。 効率的に成功をつかむための40のヒント』- 千田琢哉 【読書備忘録】

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 ※この記事は個人的な書籍の感想及び今後に活かしたいと感じた内容の備忘録であり、内容のまとめ、書籍に対する批評などは一切記述しておりません。 Amazon: www.amazon.co.jp/dp/439661716X 『帰ってきたヒトラー』という映画を見たことがあるだろうか?死んだはずのアドルフ・ヒトラーが現代に蘇ってしまったらどうなってしまうのか?というテーマの小説が原作のドイツの映画だ。映画の中でヒトラーは日本でいうモノマネ芸人のようなポジションでメディアに登場するようになる。最初はコミカルな話で人の心をつかみ、みんなの「面白い人」として認知されるが次第に力強く核心を突く言葉に人々はコントロールされ、人々は再び彼を「指導者」としてあがめ始めるという描写が何とも言えない恐怖を与える映画だ。 さぁ表紙を見ろ。「自分の名前で勝負!」いいねぇ憧れるなぁ。この本を読んだらさぞ強い人間になれるんだろうなぁ。内容を見てみよう。案の定力強い言葉であふれてるぜ!なんでもできそうな気がしてきた!ん?ところどころやたら具体的に書いてあるな。うんうんなるほど勉強になるぞ。ん?また強い言葉だ!いいぞいいぞもっとやれ!ん?具体的!ん?また勢いのある言葉だ!みたいな本です。 千田氏はコンサル出身の作家という事で自身の経験をもとにこの本を書かれているのだろうが、本書の中でとくに実例などがあるわけでもない。「根拠は?」とか「それってあなたの感想ですよね?」とか言われたらどう答えるんだろう。 ◆どんな本なのか どんな本かといわれれば簡単で、この本の内容はこの一言で済ますことが出来る。 環境と自分の実力を鑑みたうえで死ぬ気で頑張れ! という感じ。本書はラスボスダンジョンにチートMODガン積みで侵入して無双蹂躙するようになるという事をはなから目指していない。あくまで「その環境で自分が王様で居続ける方法」が書いてある。こう聞かされるとしょぼい内容に思えるかもしれないが私はそうは思わない。何事も1位になるのはすごい事だ。ただそれより高みを目指す同志がいるならぜひ他の本をお勧めしたい。 ◆俺はどうすればいいのか チャンスには敏感であれ 自分の分野の格上を見つける 同じ分野のライバルを見つけろ。 失敗の仕方を学ぶ方が効率がいい➡とっとと失敗しろ 自分の勝ち筋とは何なのか?

『ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力』- ボール・ハマーネス マーガレット・ムーア ジョン・ハンク 【読書備忘録】

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※この記事は個人的な書籍の感想及び今後に活かしたいと感じた内容の備忘録であり、内容のまとめ、書籍に対する批評などは一切記述しておりません。 Amazon: www.amazon.co.jp/dp/4866510374 日本人ってハーバードとかオックスフォードとか権威のある名前に弱いよな。そういう名前が表紙に書いてあるだけでこんな本を買ってしまうんだから。私?私は違うよ。断じて違う。本当にハーバードメディカルスクール式の集中力で人生を変えたかったんだ。そうなんだ。 例によってこの表紙からは受ける印象と本書の内容には少々ギャップがある。だいたい集中力を付ける事なんて簡単さ!この記事を読んでるあなただってこんなことがあったんじゃないか?夜通しゲームで遊んだり、漫画を読んだり、友達と話していたらもうこんな時間?!みたいな。ほら!集中できてるじゃないか!でも今はレポートを仕上げないといけないのに肝心なところで集中できないんだ…! それはあなたに集中力がないんじゃない。体があなたに言ってるんだ。「こんなことに集中なんかする必要ない」ってな! ◆どんな本なのか 実際、脳の一部が損傷していない限り集中力がない人間なんていないというのがハーバードの学者たちの見解だ。それが正しいかどうかは分からないが、「集中して何かをこなしたことはあるけど集中するべき時に集中力が働かない」という人が多いのではないのだろうか?本書ではこれを「頭の中を整理」する事で集中しやすくするとしてその具体的な方法を紹介している。 例えば、あなたが今どこで何を使ってこの記事を読んでるかは分からないが、あなたの身の回りに情報を発しているものはいくつあるだろうか?情報というのはニュースや噂の事ではない。音、光、もっと言うと色、ケータイの通知なんかも当然そう。差し当たって情報とは五感を刺激するすべての物事の事を指す。 そういわれてみれば自分は無限に情報を処理していると考える事が出来る。 それ自体は問題ないらしい。脳は私たちが思うよりよくできている。問題はそれらの情報がこんがらがって混乱や不安を招いてしまった場合だ。 「時間がない」「どうすれば文句を言われないのか」「間に合いそうにない」「そういえばこの資料はどこに収めればいいんだ?」「その前にあの資料はどこだ」「うわぁ40分経った」なんて考えだしたらもう沼にはまったも同じ。

『100%好かれる1%の習慣』- 松澤萬紀 【読書備忘録】

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※この記事は個人的な書籍の感想及び今後に活かしたいと感じた内容の備忘録であり、内容のまとめ、書籍に対する批評などは一切記述しておりません。 Amazon:  www.amazon.co.jp/dp/4478017344 数字を出すと信頼性が上がる。もしくは自分が探してる情報の評価を自分の都合がいいように解釈、評価してしまう。これを社会心理学の用語で確証バイアスという。 この本のタイトルを見て欲しい。『100%好かれる1%の習慣』 いいじゃないか。まるでほんの少しの工夫で全人類に好かれるように思わせる素晴らしいタイトルだ! だがちょっと待てよ…?「100%好かれる」ってなんだ?安いギャルゲーみたいに好感度が数値化されてるって言いたのか?「1%の習慣」ってなんだ?何に対しての構成比なんだ?寿命か?財団法人生命保険センターによると令和元年度の日本人男性の平均寿命が81.41歳らしいのでそのうちの1%つまり297.1465日(0.8141年)分の習慣で好感度が100%に達するのか?297日分の習慣ってなんだ! 結論から言うとこの数値の根拠は本書の中には登場しない。つまりこの本は私の様に愛想の悪い人間が簡単に手軽に人に好かれたいと思い一番分かり易い本を探したとき、一番に手に取る本って事だ! 同じ本をたくさん読みたいと考えてる同志たちには是非表紙ではなく目次と前書きを読んで本を選んで欲しい。 ◆どんな本なのか では読む価値はないのか?そんなことはない。ただ私が見た所、好かれるというよりは好印象を得るという表現の方が内容に沿った表現かもしれない。 筆者の松澤氏は全日空にCAとして勤務し現在はマナー講師として活躍されている方だそう。要するに礼儀正しくマナーやデリカシーを守る人間は好かれやすいってわけ。ただあくまで本書の目的は他人に好印象を持ってもらう事。単にマナーよく過ごすのは周りを不快にする事は無くても一般社会においては当然だとみなされるので、好印象を持ってもらうにはもう一工夫欲しいところなのである。本書では松澤氏の実経験に基づいた相手に好印象を抱かせる行動が記されている。そしてそうした行動は案外ちょっとしたことでしかなかったりする。その人と過ごす時間を全部で100%とするなら、たった1%ほどの行いかもしれない。 ◆俺はどうすればいいのか なにもイエスに肩を並べる聖人になる必要も

『多動力』- 堀江貴文 【読書備忘録】

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※この記事は個人的な書籍の感想及び今後に活かしたいと感じた内容の備忘録であり、内容のまとめ、書籍に対する批評などは一切記述しておりません。 Amazon: www.amazon.co.jp/dp/4344031156 ◆どんな本なのか 多動力というタイトルをみてどんな印象を受けるだろうか? 私のいわゆるマルチタスクを連想した。だってそう書いてるから…   マルチタスク →              →              → ➡              ➡              ➡ ⇒              ⇒              ⇒   矢印が自分の仕事なり課題なり用事だとすれば→、➡、⇒の三種類のタスクを並行してこなそうとするのがマルチタスク。 しかし脳科学的にマルチタスクは最も効率が悪いらしい。ソースは忘れたが何かの本で見たので確かだと思う。マラソンしながらぼんやり考え事は出来ても 100 mスプリントしながら卒業論文は書けないんだと。   私が見た所多動力はこう。 →                                               →                  ➡                                               ➡                                   ⇒                                               ⇒ ひとつひとつに集中してとっとと片付けろとっている。堀江氏が力強く主張しているのはいかに→から➡への切り替えを速くするかという事だ。 ◆どうすればいいか 注意書きで内容はまとめないと書いたがさっそく堀江氏の言ってる事を見てみるとこう。 時間を無駄にするな。 やるなら徹底的にやれ。 以上 マジで。読んでいくと堀江節で様々なテクニックが書かれてるので気になったら買いやがれ。 個人的なこだわりで内容のネタバレをしたくないのでたとえ話をする。 学校で論文やレポートを書けと言われ、日本の経済に対し所見を述べようと気合いを入れて分厚い参考文献を買ったが思いのほか体力が要ったので、いつの間にかその本を読むことが目的

テクノロジー企業における AI 技術とビッグデータ活用の実際と今後の展開 - 企業戦略と個人情報保護の観点から -

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Keishu Mukai - 1974 ~  男性 國學院大學在学 学生時代やり直してもっと勉強したい 本気出したらコーラで1年生きれる 生い立ち 1965年10月5日に神奈川県横浜市で生まれる。 生後3か月でハイドロポンプを習得すると未来の火影候補として注目を浴びる。小学3年生に進級すると同時にラッパーデビュー。俺らのラップでこの国の経済を回そうとするが、奴ら(RIPSLYME、鎮座DOPENESS、ニッキーミナージュ)のせいで狂ったので断念した。 現在の活動 その後異世界転生を繰り返し現在は横浜市の水道局員として活躍。 主な実績として4回連続のタイトル防衛などがある。また、2020年6月に6度目の防衛戦を控えておりクッパ大王とのピーチ姫をめぐった決戦が注目されている。(ここで茶番に飽きる) 現在はコンピュータサイエンス全般に興味を持ち学習してます。